ビリー・ジョエル In His Own Words

ひかりTVBilly Joelのライブ映像発見。ペンシルベニア大学でのショー。学生の質問に答えながら、何曲か演奏してみたり、音楽キャリアについて語ったり、かなり楽しめました。
いきなり、大好きな「Summer, Highland Falls」からの演奏だったもので、感動。今回の新しい発見は、「Lullaby」のすばらしさ。彼の娘から「人間は死んでしまったらどうなるの?」と聞かれたことからできた曲だそうです。当時は離婚というタイミングもあって、「お父さんはいなくなってしまうの?」という2重の意味があったそう。こんな背景の話を想像しながら、彼が歌っているところを聞いていたら、つい涙してしまいました。プレイボーイなイメージが強いんですが、やはり父親なんですね。一瞬にして曲のイメージが変わりました。こういうのは、やはりライナーノーツとかで読むよりか、本人が話しているところを聞くと、非常に印象強く心に残りますね。

なんとなく思い出したのは、中学生の頃に買ったMagic Johnsonのビデオを買ったときのこと。輸入盤のビデオだったため、Magic Johnsonが語っている部分もすべて英語、字幕無し。一生懸命に集中して何度も繰り返し見ても、全くわからない。あの時、絶対に将来は英語を理解できるようになるぞ!と思っていました。今では特に不自由なく英語が使えるようになり、字幕無しで理解できてるなぁと、何となく感慨深くなってしまいました。

Billy Joelがここで最後に観客(学生たち)に伝えた言葉は、「Don't be afraid」という言葉だったと思います。シンプルなありがちな言葉ですが、なんだか心に残りました。

参考:http://www.imdb.com/title/tt0359010/