読書は1冊のノートにまとめなさい

ただの読書ではなく、総体的な読書体験を考える。読むという作業だけでなく、本の探し方から買い方、読み方、活用の仕方を考える。これが読書体験。読書生活というべきか。

読書の探し方、買い方については、こんな人もいるのだと。
自分の場合、
Amazonで検索、レビュー、お勧めを駆使してターゲットを見つける
・洋書はAmazon.comのレビューを参考に、同上。
・本屋は偶然の出会いの場所。想像しない本に出会う楽しみ。夕食後に散歩がてらに本屋に行ったり。

かなり参考になったのが、「ねぎま式読書ノート」というもの。

本からの引用と、それに対する感想をまさにねぎまのように繰り返す。自分の未熟なコメントを直視し、書くことに慣れるというのが重要。あくまで、自分の考え、独自の考えにつなげる。これなしでは他人の思考のただ乗りにすぎない(ショーペンハウエルの「読書について」)。

また、長くつきあえる本を見つけるのも読書の目的と。つらいときに読みたい本、旅行時に読みたい本など。自分の場合は、アルケミストが該当するかな。

情報がいくらあっても、アウトプットをやらないと体系的な知識にはならない。これは耳が痛いですね。

人はよく知っているから、喋れたり本を書いたりできるのではなく、講演したり文章を書いたりするから、より高度に「知る」ことができる。これは逆であるというのは直感的にはわかっていた気がしますが、新たな気づき。

ちなみに、読書ノートと書評とはやはり違うんだなぁと。このブログはやはり読書ノートのレベルかな。本当は書評というのにして(ある程度自分の思考を練って)からアウトプットするべきなんでしょう。このような考える作業があってこそ、より高度に「知る」というレベルに到達する。ブログでは読書ノート、Amazonのレビューに書評を投稿という流れもいいかもしれない。

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