Your Erroneous Zones

最近のWayne Dyer氏っぽくない、非常に心理学寄りな本。
各章がカウンセリング1回に該当するような構成で、非常に読みやすい。
ビジネスブックとしては、近年の作品より受けがよいかもしれない。


あいかわらずヒューモアたっぷりの内容。


言われてみれば「なるほど!」だったのが、如何に人々が「罪悪感」を使って人をコントロールしようとしているか。
家族内はもちろん(例:母親の、「仕事を辞めて旅に出る?あなた、私の心臓が悪いこと知ってるでしょ?私を殺す気!?」)、
社会においてすごく一般的に見られます。(例:「いいよ、じゃあ俺がやっとくから」)
「なんか悪いことしたな」とか、罪悪感や罪の意識を感じることが、社会的に「いいこと」と考えられてしまっているため、
これを脱するのはかなり難しい、と。


Your Erroneous Zones

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