A Walk in the Woods: Rediscovering America on the Appalachian Trail

A Walk in the Woods: Rediscovering America on the Appalachian Trail

A Walk in the Woods: Rediscovering America on the Appalachian Trail


すぐにでもアウトドアに出かけたくなる、楽しい本です。


一応コメディ系の本ではありますが、所々考えさせられる部分もあり。
腹を抱えて笑ったり、かと思うと、ページを止めてじっくり物思いにふけってしまいそうになる部分も。


本書は、著者が友人とともに(時にはソロで)アメリカにあるアパラチアントレイルっていう有名なトレイルを歩いた記録。
ジョンミューアより厳しそうなトレイル。


著者のBill Brysonも、同行するナイスキャラのKatz氏も、この手のバックパッキングはど素人。
特に、Katzのだめだめさには、かなり親近感を感じてしまったり・・。
荷物を詰めすぎて、初日に荷物の大半を捨ててしまうと言う愚行から始まり、
彼のだめだめ加減は読みながら恐怖すら感じますが、
徐々にそのKatz氏も、荒野の人間と化していく様が、非常に心強くあり、変に勇気づけられました。


まずの夢は、ジョンミューアトレイルですが、その次はぜひアパラチアントレイルにもチャレンジしてみたい。
人生のToDoリストのかなり上位にきてます。。


ちなみに、こういう所謂ロングトレイルというのは日本には皆無だとばっかり思っていたのですが、
日本にも信越トレイルというロングトレイルがあるみたいで、体力や若干の経験などついてきたら、ぜひ挑戦したいです。