The Magic of Believing

The Magic of Believing

The Magic of Believing

古典とされる本書ですが、内容は古さは感じず。
調べたら、1948年出版だそう。
この年代の本が、普通に読めてしまうのは、
普遍性を感じます。


前半は素晴らしいの一言。
後半はテレパシー(!)とかの話が出てきてちょっとびっくりしますが、
内容的にはシンクロニシティの話かな。


総体的に、やはり近年の自己啓発書の元祖なんだろうなぁ。


それにしても、書かれた年代からしてかなり読みやすい部類に入ります。
James Allenのような美しい文体というものいいのですが、
個人的にはやはり、楽しく、読みやすい文体の方がいいです。


そういえば、美しい文章は天性のものだけど、
わかりやすい文章は訓練で習得可能だと、
どこかで言ってましたね。
文章をちゃんと勉強してみたくもなってきました。


ちなにみ、このバージョンは印刷が甘い。
インクが薄くて、自分で予想して書き足したりしないといけないところも。
でも、この歴史を感じる印刷クオリティも、
これぞ古典!なんて感じで楽しめたんですけれどね。